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方言と標準語...【judge総評】

  • 執筆者の写真: Taiki Yamamura
    Taiki Yamamura
  • 2017年7月1日
  • 読了時間: 2分

 昨日ハウスバトルのjudgeをしていてまたいつもの自問自答が始まりました。(笑)

総評を気にしている方々が多かったので、ここに載せておきます。

■総評で言った【方言と標準語】について、、

 あの場にいた皆がそうだけど、ダンスの「標準語」を知ってたら上手くなるんだろうなって思った。

標準語をベースにそれぞれの方言を随所に見せる。方言がそのまま、各々のインスピレーション=個性。

だからインスピレーションはみんな感じるし既に備わってるものだから考えすぎなくていい。

dance battleっていうのは、「標準語と方言を使ったプレゼンテーション」!

そういう意味でプロダンサーは標準語をしっかり使えているから、クラスを受ける意味はそこです。

 「方言」は、標準語とその地独特の言葉が合体したもので、

バリエーションを増やす練習というのは、自分の持ってる方言=インスピレーション が標準語とどうリンクできるか考えるってこと。

「自分のインスピレーションを審査員に伝えるには、、、標準語でいうとアレだな。」

っていうのが分かって、体にしみこませていれば自ずとバリエーションの発想が出てくる!

■総評で言った【思い出】という言葉について、、

 さっきの標準語の話とは逆に、言葉もそうだが時代によって世相を表す言葉や簡略化、造語なんかも出てくる。

だからダンスも、昔の先人たちのその時代を生きた思い出と、今僕らがこの瞬間作ろうとしている思い出は違うはずだ。もちろんダンスやハウスミュージックそのものの良さは失われていないし変わらないが、思い出は違う。

 つまりは今生きている人が、先人の価値観に縛られすぎなくてもいい!そのためにはその一晩一晩を必死こいて生きること。バトル負けて(自分の出番が終わって)拗ねて帰るようなマインドじゃつまらないよってことです。

 思考を止める(負けたらバトルを見ない)ってのは「既存の価値観 vs 自分の個性の闘争を放棄すること」。それだと次の機会も同じような目を見るでしょう!

 ですから、勝手も負けても「思い出」を作ることに徹しよう!そうすれば何か面白いことが起こっていくはず!^^


 
 
 

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